審査員であるフードアナリストは、食の情報と情報発信の専門家です。フードアナリスト資格者は厳しい勉強と継続的な努力で食文化に対する知見を確かなものにしています。 当資格についての説明をいたします。
フードアナリストは食に関する専門家で、総合的な知識を持つ。
企業や独立・副業で幅広い分野で活躍する。
資格は4級から1級まであり、だんだんと専門性を高める。
一般社団法人日本フードアナリスト協会が認定した食の情報と情報発信の専門家。4級から1級まであり、現在会員数は2万2000人を越える。
フードアナリストのカリキュラムでは、普段何気なく接する食材や最新のレストラン、食文化、食のトレンド情報を体系的に学ぶ。
食をあらゆる角度から勉強したフードアナリストは、レストランや食材、食品について、味だけではなく歴史、背景、独自性、比較、評判、トレンドなどを総合的に解説できるところに特徴がある。
現代社会の錯綜する食の情報を多面的に、そして消費者目線でレストランや食材、食品にアプローチし、洞察し、中立・公正に客観的、合理的で説得力のある発信をすることがフードアナリストの役割である。
フードアナリストとは食の情報を収集・分析することにより食の情報に精通し、食の魅力を発信するプロフェッショナルである。
幅広い知識を身につけたフードアナリストは食に関する様々な分野で活躍している。活躍の場は、企業においては広報や現場の営業担当、商品開発やマーケ―ティング担当など、独立・副業としては、フードライターや食の審査員、講演、大学や専門学校の講師や、雑誌への執筆、テレビ、ラジオのコメンテーターや食のインフルエンサー、ミステリーショッパーなど多岐にわたる。
また、飲食専門コンサルタントして食のブランディングや商品開発、営業支援などでも、多くのフードアナリストが活躍している。
日本フードアナリスト協会は、食、食文化を中心に〈食〉に関わる幅広い知識・教養を身につけたフードアナリストを認定および育成を目指す。
そして、最終ユーザー側の見地に立った食文化に対する高い意識を啓蒙し、料理、飲食店・生産者への感謝、尊敬の念を持って飲食店・生産者の発するメッセージを理解でき得る人材を輩出することを目的に設立。
日本フードアナリスト協会は、フードアナリスト資格検定試験の実施および認定と関連教育研修活動を行うことによって「食」「食文化」に関する啓蒙活動を広く行う。
また、高い倫理意識をもった認定フードアナリストが個別の食材や料理飲食店に対する客観的な情報を発信しながら、最終ユーザーである「消費者・食べる側」が発信する健全なる食文化の形成に尽力する。
また、「食べる側=消費者・利用者」の啓蒙活動を通じて、広く外食産業の地位向上、食文化・食育・食の安全性をはじめした食に関する国民意識の向上に貢献することを目指す。
食についてあらゆる角度から体系的に勉強し、厳しい試験に合格したフードアナリストは、食に関わる幅広い知識・教養を身に付け、食品・食材について味だけではなく総合的にアプローチし中立・公正に分析、洞察することができる。さらに、食の魅力を発信できる専門家でもある。
また、フードアナリストは資格取得後も学びを継続し、一層知識を深めるため、様々な研究会活動を行っている。
フードアナリストは商品開発や商品情報のプロであると同時に、消費者のリーダーでもある。この食の情報の専門家が、書類審査、アンケート調査、1次審査、2次審査、最終審査、本審査と6つの段階を経てJFSの賞を決定する。フードアナリストは、「食の専門家の評価軸」と「消費者目線の評価軸」を高い次元で実現させることができるのである。
フードアナリストは4級からスタートし3級、2級、1級へとステップアップしていく。
対策講座を修了し修了試験に合格、または検定試験合格で認定される。上級では二段階、三段階に渡り試験が課される。
4級は、職業としてのフードアナリストの仕事をするため「食」のさまざまな基礎的な知識と技術を習得する、フードアナリストしてのスタート地点である。
フードビジネスに関わる仕事に直接役立つ知識を学び、「食・食文化」への教養、造詣を深める。
取得には、対策講座を修了し修了試験に合格する、または通信講座にて一定の成績を修める、検定試験合格する、三種類の方法がある。
3級では4級で学んだ基礎をベースに、より専門的に食に関するより奥深い「食・食空間の知識・教養」を学ぶ。 たとえば、食育や栄養学、ワインとチーズ、食と芸術(絵画、音楽、映画)や日本の食文化・茶道、食空間のフランス語・フランス料理のソースや郷土料理など学ぶ。より奥深い「食・食空間の知識・教養」を学ぶ。
取得には、対策講座を修了し修了試験に合格する。または、通信講座にて一定の成績を修め、二次試験(小論文)に合格する。他に検定試験に合格する、三種類の方法がある。
2級では、フードアナリストとして活動する上で必要な文章力や知識・教養など、より実践的な内容を学ぶ。食・食空間を評価し、食の情報を解説する専門家を育成する。多面的な見地で評価や解説のできるプロの食の専門家として活躍していくための高度なカリキュラムを学ぶ。
取得には、第一段階として、対策講座を修了し修了試験に合格する、または一次検定試験に合格する。その後、第二段階として二次検定試験に合格で認定される。
フードアナリストの最上位級である1級は、よりレベルの高い食文化教養学及び、個々の分野における専門的な知識のほか、高いレベルのテイスティング能力(味覚テスト)が求められる。
1級は、2級までに学んだ学問体系を基にさらなる専門性と応用力を高める。味覚テイスティングもその1つである。「おいしい」「まずい」は、個人差があって論ずることはできないが「どんな味がするか」ということは、フードアナリスト1級では正確に把握して表現ができなければならない。食・文化のあらゆる分野で抜きん出た専門性が必要となる。
取得には、三段階に分けて試験が課される。対策講座を修了し修了試験に合格、または一次検定試験に合格後、二次試験(味覚テスト・色彩テスト・面接)合格、その後の三次試験(筆記試験)合格により認定される。
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